音旅

文章の世界の住人。主に音楽のお話。

ヒトリエ 配信ライブ 「HITORI-ESCAPE」感想&レポ

HITORI-ESCAPE(ヒトリエ生配信ライブ 2020 12,7)


 ※ヒトリエ初心者が書いています。曲によって感想偏りすぎなのと順番ごちゃごちゃ(アーカイブ視聴前に書いてる)

 

 ヒトリエのことを愛しているフォロワーと出逢わなければヒトリエというバンドを知らなかったから、 このライブを観ることがなかったんだなって思った。後々ヒトリエのことを知ったとしても、今回のライブは見逃していたと思う。偶然ってすごい。
 

 wowakaさん。彼がいなくなってもわたしたちやヒトリエメンバーの心の中では生 き続けてる。そんな風に感じたライブだった。3人での再スタート後、 初の新曲をライブの途中ではなく今回のライブのセトリのラストに披露していて(後述します)、 「ヒトリエはまたここから進んでいく」という意志が伝わってきた。画面越しのライブなのに、ヒトリエからの衝撃を受け止めきれなくて身体が速い鼓動を刻んでる。こんな感覚は初めてだな…
 

 初手ボラリスずるい。 あんなん泣くに決まってるやん…分かリやすいようにユで例えると、わたしの大好きで堪らないノンフィクションコンパスちゃんが初手でアカペラ、という感じですよ泣くってば
 

 ポラリスは就活試験前日に聴いて泣きそうになっていました(この時はまだ泣いて なかったんだけど今回のライブではぼろっぼろだった)。就活してる時、ツイッター止めてたからもやもやを吐き出せる場所がなくて、自分が頑張っているのと引き換えにしんどくなる面もあって。その時にポラリスを聴いて「あなたはとても強い人」なんて言われてめちゃくちゃ救われた。何回も何回も聴いた曲だから、シノダさんが歌っているところに wowakaさんの歌声が脳内で反芻して。 その上個人的に救われた曲だから想いがこみ上げてきてしまったな…ヒトリエにとっても“意味のある曲”として扱われていることに感動と嬉しさがいっぺんにやってきた。涙腺やられるしかない 

 そこからのセンスレス・ワンダー。この曲は初めてMVを観たときからwowakaさんがすごく狂暴的で「これぞヒトリエ」というイメージがある。ポラリスのあとにこの曲を入れてくるのが原点回帰というか、ヒトリエらしいな……と。ヒトリエは10月に有料配信ライブをしてたけど、わたしは今回初めて3人体制のヒトリエを観た。初手のポラリスもそうだけど、センスレス・ワンダーでも少しの心配なんてすぐ吹き飛ばされてしまった。シノダさんの狂暴さも好きです、そのまま突き進んでいってほしい……

 

 どっかのMCでシノダさんが「お前ら人前出たじゃん、俺まだ出てないんだよ。1月のツアーから……(シノダさん数える)、人前出てないな、なんだこの年。12月のカウントダウンジャパンが久しぶりの人前だよ」とか、「ゆーまおくん一昨日、昨日とライブだったじゃん!」と喋っていらっしゃってMCのあるライブも楽しいなって思いました。いつも観てるバンドがMC少なめなので……(そしてゆーまおさんお疲れ様です、わたしの推し声優さんと共演してくださってありがとうございました…!個人的に嬉しかったです)

 シノダさんが汗の話しかしないのって本当なんだなって思った。彼自身の汗もなかなかだったけど、「ゆーまおくん汗すごくない?」って彼が言ってカメラにゆーまおさんが映った時にドラムの大変さが分かった気がしたな…あとシノダさん、ペットボトルの水2本目突入しててひえ~~~…となった…わたしが言うのも厚かましいけど、頑張ってるのが凄く伝わってきたな…

 

 Namid[A]me、曲自体は多分サブスクで聴いた気がする。ただ今回ライブで聴いた時に曲名は思い出せなかったな…雰囲気だけで察するに“雨の曲”…というか、曲の読みが『なみだあめ』なの今回のライブの翌日昼に知った(遅) 照明が水色で綺麗だったな…

 

 伽藍如何前零番地!!曲名出てこんかったんやけどイントロで聴いたことあるな、と思いました。田淵がユのラジオで今年の1月くらいに流しててそこから気になってた 今回ライブでは初めてこの曲を聴いたんだけどなかなかに不思議な曲だなぁと…(すいませんアーカイブ観ます)

 

 SLEEPWALKでシノダさんがめちゃ動くの好きだった ハンドボーカルとはいえあんなに動けるもんなの…?音楽に乗っててるんるんしてて、こちらまで楽しさが伝わってきた。3人が向かい合うの好き。ていうかどのバンドでも、メンバーが向かい合ってジャーンって音鳴らすのが好きなのでもっと見せてほしい。バンドは内輪で盛り上がってるだけでいいのよ…

 

  Lovelessの話をしても?

 ヒトリエの曲を聴いていると「愛」や「恋」について考えさせられることが多くあって。今回のライブのセトリで言うならトーキーダンス、アンノウン・マザーグース、青……このLovelessもそのうちの1つだと思う。Lovelessさん、わたしのヒトリエ推し曲の1つでもあるから今回披露してくれて嬉しかった…曲入り前のMCも良かったな…シノダさんがよく動いてらっしゃって楽しそうだった。曲最後の方はギターも加えていてひぇ~~~となりました。ところでこの曲ならではの拍手の音はどうやって出しているんですか?ドラムの設定かなんかいじってるのかな

 

 すまん!!劇場街の記憶がほぼない(アーカイブしっかり観ます)

 

 トーキーダンスで優勝した(わたしが)

 シノダさんが「みんな今どこにいるの?」「トーキーダンスで踊りませんか!!」って言った瞬間にガッツポーズした。トーキーダンスはわたしの推し曲なんです、最高だった(涙をポラリスに全振りしたためここでは心で泣いてた)

 ヒトリエさん(主にシノダさん)が曲前に煽り入れるの「踊るマネキン・唄う阿呆」だけだと勝手に思ってたから(めっちゃ偏見)、トーキーダンスって言われた時はテンションぶち上がっちゃた

 

 アンノウン・マザーグース…シノダさんが「2020年、wowakaより愛を込めて!!!」って叫んだ瞬間にわたしの心のダム崩壊 好きすぎて曲名は出てこなかった

この曲、最近流行りのリズムゲーム、プロジェクトセカイに追加されたばっかりだから披露したのか…だからヒトリエメンバーはあんなに何回も『ライブ観て』って言ってたのか…と一人で納得してました めっちゃ良かったな…

 

 シノダさんが「来年ヒトリエはメジャーデビュー7周年を迎えます。そんなこれからのヒトリエを象徴するような曲」と言って披露されたカラノワレモノ…わたし個人としては知ってる曲来た~嬉しい…(にこにこ)という感情だったんだけど、ライブ終わってTwitter見たら、フォロワーが『これからのヒトリエをカラノワレモノの詰めていくんだね』って呟いていらっしゃってヴァァとなった セトリがずるい…

 

 青はだめです あのさ~~~ほんまにずるい(何回言うんですか?)

 ヒトリエが4人体制で最後に出したシングルが確かHOWLSだったと思うんだけど、そのシングルに収録されてた青……また泣きそうになっちゃったじゃん…曲自体のタイトルは青なのに、照明は赤だったの演出凝ってるな…と思いました… メンバーが向かい合ってたの印象に残ってる

 

 シノダさんがゆーまおさんに時刻を聞いて「もう8時37分?」って言っててまじか、と思いました。時間経つの早すぎない?

 「最後に、新曲curved edgeを。ありがとうございました、ヒトリエでした!」ラストに持ってくるの…はぁ…(感嘆のため息) 配信された日(このライブの日)の朝に1回聴いてはいた、いたけど、ライブでの完成度高すぎてびっくりしたな…3人でここまでできるの凄すぎないか…この曲を初めて聴いた時にライブで演奏する3人を脳内で思い浮かべたんだけど、まんまその通りすぎた 本当に凄い たくさん聴きます

 

 ライブ全体通して。ライブタイトルにある『ESCAPE』というのが『抜け出す/脱出する』という意味なんですね。蝶が羽化するような…『1人を抜け出す』という意味に気づいて、まるで希望の光が灯ったよう感じました。

 ヒトリエはメンバー同士、良いライバル感があるなぁ…と今回のライブを観て感じました。メンバー同士で対抗、切磋琢磨してあの素晴らしく心に突き刺さる音楽が出来ていくのが素晴らしいと思う。どうかこれからも良い関係で音楽を作っていってほしい

 

 ヒトリエを続けるという選択をしてくれたことに心から感謝したい。本当にありがとう。いつかライブに行かせてほしい 会場に直接足を運びたい 会いたい

 今回のライブで、ヒトリエが自分にとって特別なバンドになったし、これからも特別なバンドで居続けてくれると確信しました。ヒトリエさん、ずっと応援しています