●この記事はひいらぎちゃん(@h__x_nano)主催 2021年アドベントカレンダー企画 2日目の記事です🙋
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☆[感想]12/1担当 ひいらぎちゃんへ
DIALOGUE+さんのアルバム「DIALOGUE+1」についてのお話、ありがとうございました!同じ『女性声優アーティスト』というジャンル、そしてわたしも好きなDIALOGUE+の話題でも見方が違っていて面白かった!楽曲ごとの感想をアルバム順で書かないところ、工夫されていてめっちゃ好きです◎
ひいらぎちゃんの記事はこちら↓
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ここから今回の記事本編。
どこかのラブコメみたいなタイトルになってしまった。記事を書きながら今から書く声優の名を叫びそうになっているから誰か止めてほしい。
今回は声優・歌手として活躍している東山奈央(とうやま なお)ちゃんの話をしたい。彼女は少し前に「off」という、6曲入りのミニアルバムをリリースした。
(なんとサブスクもあります!こちら⇩)
彼女のプライベートを覗き見できるようなこの作品。1曲1曲、解説しながら書く前に枕詞として「可愛い」をつけたいのだが、そんなことをしていたら本当に記事がすぐに終わってしまうのでちゃんと書きます。
⚠今回の記事はいつもに増してめちゃめちゃなオタクのテンションなのでお気を付けください。
1. 「off」
YouTubeにfullMVがあるって便利な時代だねぇ………(しみじみ)
目覚ましのタイマーの音、 カーテンを開ける音など...色々な生活音をそのまま楽曲に採用した1曲。 初めて聴いた時に、実質東山奈央ちゃんと一緒に起床できるのでは.....? と思ってたんだけど、 このCDの発売日に配信していたYouTube特番にて本人が「全て東山家で録音してきた音です!」って言ってたからもう同居だと思った(東山ちゃんに対しては本当に気持ちの悪いオタクになるけど許してほしい)
そんなことは置いといて、歌声だけではなく『周りの音』に注目して聴くことのできる、声優の歌うものとしては珍しい楽曲だと思う。東山奈央の“off”を表現したようなMVには、休日にベッドから起床して、るんるんとお出掛けする姿から帰宅してくつろぐ光景までが描かれている。この楽曲はタイトルの通りアルバム表題曲なので、MVはそのまま彼女のプライベートを覗けるような映像に仕上がっているのだ。ただ、東山ちゃん自身は「こんなおしゃれな休日は送ってないです!!笑」と言っていたからそれもなんだか可愛く思えました(作文?)
2. 「プロローグ」
“歌手 東山奈央”の歌う楽曲の中で最推しソングとなりました。向こうの方からダッシュでドドドドドってやってきてドーーーーーン!!!!!と王者の座を奪った感がある(※伝わらない例え)
まじで可愛すぎてどうにかなるかと思った、なに?
わたしだけを見ていてね ずっと
こんなフレーズから始まる今楽曲。始まりの1音から既に彼女に釘付け。「意図的に可愛くなろう」等のあざとい感情は一切含まれておらず、純粋無垢な『東山奈央』を丸ごと摂取できる楽曲だとわたしは考えている。
東山奈央ちゃんのこと、失礼ながら最初は「こんな可愛い声優さんおらんでしょ…どっかでキャラ作ってるって…」と思っていたのだが、好きになって知れば知るほど、過去の雑誌のインタビューやTwitter、ブログでも自分の演じるキャラクターに対しての愛情をたくさん注ぐ方だということが分かってきた。例えば、Twitterでは自分の演じたキャラクターの誕生日になると自らツイートして祝ったりするし、「久しぶりに○○ちゃんを演じました!」とか報告もしてくれる。だから今は、純粋に『好き!』の気持ちで応援しているのだ。普通の女の子としては可愛すぎるかな?あざとすぎるかな?と疑うような一面も、“東山奈央の素”として受け止めることができている。
この楽曲もそうだ。「プロローグ」を歌う東山奈央ちゃんをオンラインライブで初めて観た時に「松田聖子ちゃんおるやん…」と思ってしまったくらいに、美しくて、可憐。晴天の空の下で聴くとめちゃくちゃ気持ちが良い。この記事を読んで東山奈央ちゃんに興味を持ってくれた方全員にもれなく「プロローグ」を披露したオンラインライブの映像を貸したいんだけどそんなシステムとかないんですか?東山奈央の現場じゃなくても会えるなら全然貸したい……
1番も2番も歌詞が良すぎて全部引用したいんだけどそんなことしたらネタバレ(?)になるのでここだけでも。
触れ合う指も 握れない手も
きっとわたしたちの プロローグ
歌が進むにつれて展開していく恋愛模様には、まるで映画を1本見終わったかのような感動さえある。めちゃくちゃかわいい楽曲なのでぜひ一聴あれ。
3. 「グー」
なんとこちらの楽曲にもMVがあります!!!!!布教にぴったりすぎてめちゃくちゃ有り難い……
作詞作曲はかいりきベアさんだよ!!みんな集まれ!!!!!!
こちらの「グー」にて作詞作曲を手掛けている“かいりきベアさん”、聴いたことがある方もいらっしゃるかもしれないが、界隈では有名なボカロPさんである。有名どころの楽曲を挙げるとするならば「ベノム」かな。
こんな楽曲を作っているかいりきベアさん×提供された楽曲をなんでも自分のものにして歌いこなす東山奈央の組み合わせなんて、CD発売前の楽曲クレジット発表の時点で優勝していた。
ところで、前曲「プロローグ」からの高低差が凄い今回の楽曲。激しく起伏を繰り返すメロディーを、東山ちゃんはぽんぽんと簡単に、まるでステップを踏むかのように歌っている。早口ソングがこんなに得意だなんて、私知らなかったんですけど………わたしの見てない間にこの子成長しすぎでは?(※オタクはおかあさんの気持ちになっています)
東山奈央は自らの声を「色のない声」と表現したこともあるが、それは逆に「何色にでもなれる声」ということだ。幼女のようにキュートにはしゃいだ声から、色気のあるお姉さんの声まで、彼女は様々な役柄を自由自在に演じることができる。あまりにも地声とキャラでの声が違いすぎて、約4年ほどファンをやってるわたしでも「あれっ、東山奈央ちゃん今観てたアニメにおったん?!」みたいな事態になることもしばしばあったりする。そんなすごい実力を持つ彼女が歌を歌っているわけだから、今回のアルバムや今楽曲「グー」でそれはそれは広い世界観を魅せてくれるのだ。東山奈央ちゃんがこれだけ中毒性のある楽曲を歌ってくれるのがほぼ初めてに近しいなので、1度聴いただけでは歌詞をすべて聞き取るのは難しかった。その為リピート回数がアルバム内で最も多いかもしれない。
東山奈央、もっと声優として知られるべき存在なんだよな…なんで誰も知らんしTVに出ないんだ…?みなさん向けに東山奈央を好きになれの魔法でもかけようか?(?)
4. 「シャンプーリンス」
タイトル、ふざけてないです…本当にシャンプーとリンスの楽曲です。ひたすらに女の子を楽しんでいる東山奈央ちゃんが愛らしい1曲。ひとり二役のような声の使い分けに、可愛い妖精の女の子⇔歌のお姉さんを感じる。ころんころんとした楽曲だし展開も面白いので、刺さる人は多そうな気がします。
この楽曲、早くシャンプーかリンスかのCMで流れてほしい…本人も「お待ちしてます!!」って言ってたし どうですかその辺の会社のみなさん……!まじでCMソングにならない?わたし、この楽曲がCMで使われてるシャンプーかリンスがあったら買い占める自信あるけど……(オタク特有の誇張表現)
女子向けの楽曲と思いきや
男の子の悩みも (もちろん!)
聞いてあげるよ
という歌詞もある。ただ可愛いだけの楽曲ではないということが伝わったらいいな…東山ちゃん自身も「あざといとかではなくて…可愛く見られたい女の子ってかわいいよね!っていう(イメージの楽曲)」と発言していたので、この「シャンプーリンス」から彼女の『あざとすぎない女の子な部分』を味わってほしい。
5. 「Rhythm Loop」
東山奈央って何人いるんですか事件(※それはいつも)
先述した“色気のあるお姉さん”のスイッチを入れた東山奈央に敵うもの、たぶんこの世界で数えるくらいしかないと思う。文字で表すと『溶けそう』『ぽろぽろと崩れていきそう』といった部類に入るだろうか、東山奈央のお姉さんスイッチは本当にやばい。わたしみたいな女性ファンでも悶えているのだから、男性ファンからしたら堪らないのではなかろうか。男性ファンのみなさん、生きてる?
波を打つように流れる音楽は、(声優界隈とは違うんだけど)XIIXというバンドに少し似ているのかな~と勝手に思ったりしている。
XIIXには「Fantom」という楽曲が存在しているのだが、こちらの2分過ぎ ふわふわ~と楽器だけが音を成す部分と、東山奈央ちゃんの「Rhythm Loop」の背景の音の部分に似たような雰囲気を感じた。一聴した時から「どっかで聴いたことある音楽だな…」と考えてたけど、わたしの好きなテイストの音楽だと判明した時はめっちゃスッキリしました。
あと、こういった大人っぽい音楽で東山ちゃんが一人称「僕」を使うのが個人的に性癖なのでもっと聞かせてほしい。素敵すぎ。
6. 「あした会えたら」
彼女の本質はバラードにこそあると(勝手に)思っているんですけど、それがとうとう世界に発見されちゃったな…といった感想…
このアルバム以外でも、東山奈央は作詞を手掛けた楽曲がいくつか存在するのだが、今回の「あした会えたら」という楽曲はいつにも増して純粋で、透明な気がする。
寄り添った歩幅が嬉しいね
愛しくなるね
あなたは愛を知っている
↑こちらは2番の歌詞から引用。歌詞にて美しい表現を巧みに使いこなす彼女に、わたしはいつも惚れてしまう。
彼女はバラードを歌うことも得意とするけれど、彼女が歌詞を書いたことのある楽曲=バラード(テンポがゆっくりめな曲)なので、東山奈央の歌声を、東山奈央の詞で存分に堪能することができる。これからはバラードだけではなくアップテンポな楽曲も手掛けてほしいとは思っているけれど、暫くは綺麗でゆったりめの歌詞も聴いていたい。
わたしは、東山奈央のどんな表情も大好きで大切に思う。様々な声を楽しむことのできるアルバム「off」をぜひご堪能あれ。
最後に
ノリで企画に参加してみたんですが、好きな声優さんの話ができて楽しい~…!みなさんが東山奈央ちゃんのことを、CDは買わずとも名を知って少しでも気になってくれたら嬉しいことこの上ないです⁽⁽ଘ( ˊᵕˋ )ଓ⁾⁾
個人的にはUNISON SQUARE GARDENの田淵智也に早く楽曲提供して欲しいアーティストNo.1なのでそのところずっと推しています。田淵のお友達であるebaさんや、彼の所属する音楽グループであるQ-MHzでも東山ちゃんに楽曲提供しているんだからもうちょいだと思ってるところはあります…(もうちょい?)
何卒宜しくお願い致します…!
ミニアルバムの話から逸れちゃうんだけど、東山奈央ちゃんのかわいい最近のツイートでも添付しておきます。
へ……
— 東山奈央 オフィシャル (@naobou_official) 2021年11月25日
書いてた原稿(用紙4枚分)保存したはずなのに、開こうとしたらデータなくて絶望……
え、おわった………(O_O )
からの、
原稿「いるヨ!(ひょっこり)」
突如、謎に復活してくれて救われたなうッ!!何が起きたのかわからないけどよかった、心臓ばくばくしちゃったもう~!(東山奈央)
あとがき (※ほとんど余談)
このミニアルバム、早期予約特典として 「一緒にまったりおやすみCD」 というものが付属している。
声優界隈に詳しい方なら分かると思うが…このCDはバイノーラルマイク (声が立体的に聞こえるようになるマイク)を使用して収録されたそうだ。しかも、脚本を書いたのは東山奈央ちゃん本人。 彼女の初ライター作品である。
「脚本書くの上手いな~、 可愛いな~」 とほんわかしながら聞いていたのだが…とある場面で東山ちゃんの純粋あざとさ攻撃を100% 食らってしまい、叫び暴れた結果しにました(これはあくまで比喩だけど、自宅のリビングで 「死!!!!!! 」 って叫び倒したのは事実)
ほんとにどうしてくれるんですか.....あんなん惚れてしまう..........特典お渡し会ができる世の中になったらこのCDのことを必ず思い出すことにします。
※ちなみにこのCD、上記にも記載したように早期予約特典のため今は公式的な手段で手に入れることはできないけれど、気になった方がいたらわたしが音源を貸すのでお気軽にお尋ねください。
以上、東山奈央ちゃんのオタクがお送りしました◎