音旅

文章の世界の住人。主に音楽のお話。

機材車ラジオ、終わらないでくれ

 愛の重いオタクは、機材車ラジオ第155回にて突如発表された知らせを聴いて叫んだ。

 

「ここで、番組からの大事なお知らせがあります。この機材車ラジオ、今月いっぱいで終了します」

 

ド直球にいやです………というのが本記事です

 

 

 機材車ラジオとは、バンド・UNISON SQUARE GARDENのメンバー3人(斎藤宏介・田淵智也・鈴木貴雄)がパーソナリティを務める、毎週放送のラジオ番組のこと。ちなみにこの番組名の名付け親は貴雄さんで、「前身である『ロックンロールバンドワゴン』っていうラジオ番組を基につけた」みたいなことを言ってたみたいです(文脈は曖昧ですが…)。

 1週間の中での最速放送は福島県のラジオ局 ふくしまFMで20時~の放送、1週間の最後(最遅)放送は兵庫県のラジオ局 kiss FM KOBEにて21時半〜の放送。わたしは基本最速放送で聴いて、余裕があれば最遅放送を追っていた。

 最初は“JFNパーク”というアプリで機材車ラジオを聴いていたのだが、そのアプリがradikoと合併してしまい“オーディー”というものになり…わたしが使っていた以前のスマホは機種が古すぎてインストールが出来なかった為、途中からradikoプレミアム会員となりました。いちバンドのラジオでradikoのプレミアム会員になったの、わたしだけじゃないって思ってます…

 

 わたしは、機材車ラジオを聴きながらメモを取るのが楽しくて楽しくて仕方なかった。時には追いつかないこともあったけれど、ユニゾンメンバー3人の会話を、公衆の電波で聞くのがとても好き。

ラジオ番組といえば、彼らはゲストとして他の番組にもよく出演する。だが、出演するのは新しいシングル・アルバムのリリース時だったり、記念ライブの前だったり…機材車ラジオ以外でレギュラーの番組を持っているわけではないから、3人の声を毎週聞くことができるのがこの機材車ラジオだけだったのだ。真面目に書いていますがめちゃくちゃ寂しいです。本当に終わっちゃうんですか……?

 

 ここからは機材車ラジオにて記憶に残っていることを、少しではあるが書いていこうと思う。わたしが機材車ラジオを聴き始めたのは、田淵が「お母さん、乳母車押しましょうか?」って言ってた回付近なんですけど(どんな覚え方?)、その回が確か第40回?くらいだったと思うので、頑張って思い出しながら筆を進めます

 

 

○トリビュートアルバム感想回

 UNISON SQUARE GARDENは2019年に結成15周年を迎えた。その記念として、他アーティストに楽曲をカバーしてもらう「Thank you ROCK BANDS!」というトリビュートアルバムをリリースした。そのアルバムを聴いた感想を語ろう!という回。第何回から曖昧なんだけど、2019年7月か8月くらいだったのは覚えています。この付近はまだ機材車ラジオを聴き始めて間も無かったので、3人の声の区別があまりついてなかったのを思い出します。懐かし~

 

斎藤「LiSAちゃんの『オリオンをなぞる』のカバーめっちゃよかった!」

田淵「あれ原曲でもいいくらいだよね~」

鈴木「スカパラ『桜のあと』のトリビュートを自分の葬式で流したい」

みたいな会話をしていた記憶があります…貴雄さん、あなたほんとスカパラ好きねぇ………

(以降の機材車ラジオでも、スカパラの曲がかかった瞬間にイントロで「これスカパラでしょ!?」と当てるくらい好き)

 

 

○おふたり様ラジオ

 機材車ラジオの企画として、斎藤&田淵・斎藤&鈴木という、いつもの3人…ではなく2人で進行する回があった。その中で特に印象に残っているのがこちら(第73回)。

 

鈴木「(高所恐怖症で)飛行機、観覧車…ほんとよく見て、鉄の塊……全然楽しくない、あんな、恐怖のゆりかご………」

斎藤「観覧車で貴雄くんに告白しようとしてる女の子いたらどうする?めちゃくちゃ可愛い子」

鈴木「ちょっと考えさせて笑……………鈴木貴雄、足の震え止めます笑」

 わたしこの頃から貴雄さんのこと大好きじゃん………………(聴いてた当時は全然意識してなかったけど、おふたり様ラジオで覚えてるのが本当にこんな感じの会話)

 

 ちなみにこの回、2020年の2月に放送された回なので若干fun time HOLIDAY8の話をしてい悲しくなりました(※同年12月に中止を発表)

絶対またやってね…………おねがいよ……

 

 

 

 その他にも、好きな秋の味覚をめちゃ雑(?)に紹介する斎藤とか、Zoom収録で背景をミニオンにしたり美女と札束風呂に入ってる画像にしてみる田淵とか、YouTubeにMVのある楽曲を同時再生・3人がオーディオコメンタリーしてくれる回とか、24局ネットが27局ネットに増えたよ~の報告とか、書いていったらキリがない。機材車ラジオの記念すべき第100回に貴雄さんがひとりでラジオドラマのようにコントをやってたことも記憶に新しい。第200回で鈴木貴雄さんコントスペシャルやるって言ったの誰!?!?!たぶちだよ???!!!!!!!!!!!!!(黙ってください重いオタク)

 

 機材車ラジオといういちラジオ番組が終わってもバンドが終わらないのはわかっているし、わたしはこの3人と距離感が近くなりすぎるとびびるオタクなのでライブは離れた席でも全然良いのだが、機材車ラジオは本当に大切な居場所だ。ライブ以外で3人がいっぺんに喋る場所が、この機材車ラジオとFC会員限定のUSGラジオのみ、というのも大きいのだが、公衆の電波で喋ってくれるのが有り難かった。このご時世だからか最近はソロでの機材車ラジオが続いていたが、それでもわたしはもっと続いていくものだと思ってたし、それもユニゾンらしいと思っていた。いつか3人揃ってくれるだな、とも。

 

 斎藤と田淵がお便りの話題から逸れていって貴雄さんが突っ込む…という流れが大好きで、いつかわたしの送ったお便りでもやってくれないかな、と考えたこともある。実際、お便りは1度だけ採用されたことがある、田淵のおひとりさま回でお便りを募集していたから「田淵さんは声優さんへの提供曲/ユニゾンの楽曲を作る時、何か違いがあったりしますか?」みたいなことを送ったら、見事採用されて答えてくれたのだ。ずっと気になっていたことだから嬉しかったなぁ…

 

 話がとっ散らかってしまったが、機材車ラジオはやはり終わらないでほしい。来週から新番組始まります!ってお知らせ、ないのかな…ないか……

 

 機材車ラジオへ、たくさんの楽しさをありがとう!大好きだよ!!!