音旅

文章の世界の住人。主に音楽のお話。

浮遊する気持ちと君とわたし

自己満足に書いた(もしくは描いた)ものを、人に見てもらえるのは嬉しい

 

実際それが理想だと思う。誰かの為に、と自分を崩してまで社会に奉仕するのは違うとわたしは思っている。某箱庭ロックバンドの影響でこの考えが腑に落ち、わたしはずっと脳内に留めている。自分は何のために生きてるのか、自分のために生きてるんじゃないのか。わたしが見えてないことを見えるように目の前に突き出してはっきりと言ってくれた彼らに感謝。

 

着飾るのも嫌いだ。着飾った自分を相手に好きになってもらったところで、本当の自分を見せてあーあ、となられるのが怖いから。自分勝手。でも効率的だとは思う。

いつだって本当の自分でいたい。今はそれで上手くいっているけど、社会に出たらできなくなってしまうような気がして怖い。偽りを本当の自分にしたくない。

でも本当のわたしは純粋な高校生、なんてものは程遠い。心の奥底は穢れているし、知らなくていいことまで知ってしまっている。そのせいで口には出さないけど心の中で変にマウント取るし、冷めた考えになってしまう。そこらの高校生とは違うんだろうな、高校生らしくない だからなかなか考えの合う友達が出来ないんだろうなーもうちょっと子供らしく生きてもよかったかもしれない、人生はやり直せないからもうそれはできないけど。

そんなわたしでも好きなものはいくつかあるし、心臓が高鳴るものだってある。やっと自分を証明できるものが見つかった。考えの合う、好きな友達だっている。それを胸を張って「好きだ」と言える環境にある今が幸せだ。何もない、けれど幸せなのだ。

 

何もない幸せな日常へ少しのトッピング。

わたしの自己満足なものへ「好きだ」って言ってくれる、評価してくれる君、あなた。星の数ほどいる人間の中でわたしを見つけ出してくれてありがとう。この出逢いは大切にしたいから君の持ってるもの、考えも聞かせてよ。わたしは君のことが知りたい、良ければ教えてほしいな

 

ではまた。