音旅

文章の世界の住人。主に音楽のお話。

音旅的 今月の5曲-2023年5月編

今月分も書いていくことにする。

  • 月内に正式リリースor先行リリースされた楽曲
  • MVのfull ver.が公開されていて公式的な手段で楽曲の全体が聴けるもの

上記のどちらかの条件が当てはまるもので、月内に気に入った楽曲を紹介していくシリーズ記事となっております。先月分(2023年4月編)はこちらからご覧ください。

予想よりあっという間に過ぎていった5月。そこまで聴き込めていないのもあり、既存曲が多めなのは許していただきたい。

 

ハッピーエンド延長線/METAMUSE

この曲は今年1月のライブで既に披露していたので、「あれ?CDリリースされたの5月だっけ?!」という驚きがある。内容がアイドルとしては斬新すぎるものに仕上がっていて、曲的には長めなのに全てにメッセージ性が込められているのが聴いているこちらとしても飽きないのだ。アイドルでありながらも既婚者の大森靖子さんだからこそ書ける「結婚よりすごいことしよ?オタクの方が幸せ」という詞だったり「幸せならOKです!」という某有名インタビューのパロディなど、強烈なインパクトを残している。個人的には、今までのMETAMUSEにはなかなかなかった曲中でのセリフパートが好き。

 

 

あいことば/Snow Man

Snow Manのことは以前の記事でも書いたのだが、新アルバムがリリースされたので改めて新曲をピックアップ。

色々あって彼らのアルバムはまだ購入していないのだが、5月のリリース時期から音楽番組でちょこちょこ披露されているのを観て「わたしはちゃんとSnow Manのことが好きなんだなぁ」と再確認させられた。前回リリースされたアルバム「Snow Labo. S2」の曲で例えるなら「This is LOVE」のような雰囲気で、リード曲に選ぶには大人しめだな?と思っていたのだがそんな思いも吹き飛ばすほどに良い曲で、テレビで披露される度に思わず観入ってしまうようになった。Snow Manの持つ優しさだったり柔らかい雰囲気はメンバー同士とても仲良しだからこそ醸し出されているもので、なかなか真似はできないものなんだと感じている。

 

メフィスト/女王蜂

4月に先行リリース済。先月分に入れるか迷った挙げ句結局入れなかったのだが、今月に入ってから正式リリースされた際に公開されたMVが良すぎたため選出した。

こちらはアニメ「推しの子」のEDとなっておりわたしも同作を視聴中なのだが、毎回EDのイントロで鳥肌が立っている。女王蜂の曲は聴いた瞬間に、ある種の音楽的なグロテスクさを脳内で残していく。未だに去年6月の対バンで披露された「HBD」の衝撃をわたしは覚えているし、多分これからも忘れないだろうと思う。もちろん「メフィスト」もそれに当てはまり、バンドマンとはいえアヴちゃんの持つカリスマ性、少しアイドルちっくな感じや怖さが作品に合いすぎている。

 

ダンテライオン/Da-iCE

Da-iCEって凄い」ということを先日参戦したフェスでひしひしと感じた。この「ダンテライオン」という曲は惜しくも披露しなかったのだが、曲として完成度が高いので選ばせて頂いた。花村くんの印象的な高音パートと大野さんの力強い歌声が綺麗に絡み合っていてバランスが良く、聴き心地が良い。この曲が収録されたアルバム「SCENE」もリリースされていたので、そちらも聴き込んでいきたい。

 

恋のディスマッチン/MOSHIMO

前々からMOSHIMOのことは好きで割と頻繁に聴いていたのだが、4月に行った板歯目との対バンに行ってからというものの本格的にハマりだした。こちらはわたしがハマってから新しく出た曲である。MOSHIMOの曲は結構等身大の恋愛というか、Vo.&Gt.岩渕さんの経験談に基づいて作られているのかな?と思う楽曲が多い(まだ調べられていないので真偽の程は不明だが)。

「イーアルサンスー!」と元気な掛け声から始まる今楽曲も例に漏れず、内容は恋の歌。サビの「ババババズりたい! きみの中で」という詞は一聴で聞き取れなかったのだが、歌詞カードを見ると意味が分かってすっきりした。現代的な例えで恋心を表しているのが上手い。ライブで盛り上がりそうな1曲。

 

以上、2023年5月編でした。6月も良い曲との出逢いがたくさんありますように。