音旅

文章の世界の住人。主に音楽のお話。

わたしがUNISON SQUARE GARDENに出逢うまで

 UNISON SQUARE GARDENがわたしの人生を180度変えた。

 

 

 これまで自分の鬱話やらユニゾンの話やらを思い付くまま勢いのままにまぁまぁ書いてきたこのブログだが、そろそろ音楽遍歴の話をしておきたいと思う。時間有り余ってるし暇だし(n回目)

 音楽遍歴といえ、どこの界隈に飛び込んだのは約1年前だし邦楽のことをばんばん書くことはないです。かなり前にいた界隈からカウントするのでそれはそれは長いよ

 とりあえずは自分の振り返り用に書いておく。はいどうぞ

 

 

 

【幼稚園】

 しゅごキャラプリキュアに始まったわたしの人生。全然音楽関係ない。そもそもしゅごキャラって知ってる?今の小中学生絶対知らないよね…?ちょっと前にやっと原作漫画全巻揃えてにこにこしてました

 

 わたしが物心ついた頃には、TVでふたりはプリキュアがなんちゃら言ってた記憶がある。ちなみにわたしが1番好きだったのはプリキュア5。これはGo!Go!まで追ってた。DSのゲームソフトも買ってもらったし、フィギュア集めるのに車でコンビニ何軒も走って貰った覚えがあります…キュアアクア(青色の子)がなかなか見つからなかったんだよなぁ……

 映画を観に行こうとしたら最寄りの映画館では上映してなくて、電車乗ってちょっと遠めの映画館まで母と行ったな…(そういや映画でキスシーンありましたね、今思うとプリキュアでキスシーンって大丈夫なんか……?)

 かわいいよねプリキュア、今でもたまに観ます ここまでプリキュアしゅごキャラの話しかしてないな 長いので止めます

 

 

 

 そんなまだきゅるんきゅるん乙女ちゃんだった幼稚園児のわたしの話は横においといて、音楽で好きだったのは

 

 

 これ。大塚愛さんの「さくらんぼ」。

 わたしが記憶のある中で1番最初に覚えて好きになった曲。おそらく原点。

 ポップで底抜けに明るい音、元気な声が幼稚園児だったわたしの心を掴んだんでしょうね……いいねぇ、今はそんな突き抜けて明るい曲を自分から聴くことはそこまでないので……(遠い目)

 わたしの中ではいつまで経っても大塚愛=さくらんぼの人なので、有名曲と言われるプラネタリウムで「???」となります だってさくらんぼの人じゃん (音楽番組でプラネタリウム歌ってた時も「なんでさくらんぼ歌わへんの?」ってずっと思ってた) バラードは嫌いでした。理由は眠くなるから このバラード嫌いは中学生が終わるまで続きます

 

 

【小学生】

 小学2年~3年→たまごっちポチポチする時代襲来。遊ぶと言って公園で友達とたまごっちの通信ばっかしてた。この間は学校休みばっかで暇だったから久しぶりに電源入れてみたら面白くて、昼夜問わずポチポチやってました 精神年齢が小学生

 小学4年~6年→このへんはアイカツとプリパラにめちゃめちゃハマってた。(※ラブベリじゃなかったです。わたしが知った時には既にラブベリブームは過ぎ去ってました) 相変わらず可愛い女の子が好きでした

 ショッピングセンターに行けば(母のお金で)必ずゲーセンに寄ってゲームをして帰り、雑誌の付録についてたカードをひたすら集めてた時期。今に繋がるオタクの原型はここで作られてたのかもしれない。

 アイカツの曲で好きだった曲をいくつか貼っておくから暇だったら聴いてみて どれも乙女乙女してる

 

 

 

 やっぱどのコンテンツも初期がいちばん好き

 

 ハマってた当初はわたしが大人になるまで続いたらいいなぁとぼんやりは思ってたけど、まだ続いてるっぽい、すごいね長寿コンテンツだ……わたしが社会人になるまでほんとに続きそう 今のアイカツ全然わからへんけど

 

 どうでもいいけどこの辺で将来はマンガ家になりたいと思ってました。これは小学校の卒業文集にも書いたよ。ちゃお読んでたからその影響をばちばちに受けてた。イラスト描くのは今でも好きだからそのうち同人誌作りそう、同人作家も一応マンガ家だと思ってる節あるので……こんなこと言ってたらマンガ界の偉い人から殴られそう

 

  あと、小学6年生頃には偶然アニメを観た「ラブライブ!」にハマった。このラブライブ熱は中学1年生頃まで続くんだけど、わたしはひたすら「にこにー可愛い」って言ってた。この後公開された劇場版を観に行くことは叶わなかったけれど(1年後くらいにTVで放送されていたのを観ました)、Mステも紅白もリアタイしたし、愛はあったのかな、と思います。ついでに、畑亜貴さんを知ったのもこのコンテンツ。先述したアイカツの曲も少し作られてたりします。これはちょっと前にツイッターで話したけど、畑さんはQ-MHz田淵智也とお仕事を共にされているので、この時点でユニゾンに出会うのは運命だったのかもしれない

 

 

 【中学生】

 「暗殺教室」にめっちゃハマってた。このアニメが全ての始まりなんですよ皆さん…声優界の元推し(岡本信彦さん)との出会いもここでした。

 父が溜めてた録画から観始めたんですけど、作画もいいし話がほんとに面白くて。友達も同じく暗殺教室が好きだったから、学校の廊下やら部活で話し込むこともしばしば。手芸部なのにオタクトークを繰り広げてました。手芸をしろ

 2次創作に足を踏み入れたのも腐女子になったのもここなんですよ……ねぇあの日学校の帰り道にBL同人誌サイト(※違法)を勧めてくれた先輩どうしてくれるんですか今では立派な腐女子ですよわたし(褒めてる)

 ちなみにそのサイト、今探してみたら存在してなかった あれは幻覚だったのか…………?

 

 とりあえず暗殺教室のOPでも貼っておきます(公式じゃないやつでごめん)。個人的には、1期2クールOPの「自力本願レボリューション」が一番好き

 

 

 

  中学で既にユニゾンのことは認知していました。漢字のワークやりながらBGMとしてミックス再生。徹頭徹尾の歌詞がなんか怖いイメージ与えてきたな……この辺でユニゾンへの大まかなイメージはわたしの中で完成してた。この方のシュガーソングとビターステップのカバーから彼らを知って以来、もう魅力に憑りつかれていたのかもしれない

 

 

 

 ユニゾンにはこの時点で出逢っちゃってますが、わたしの話はまだちょっとだけ続きます。この動画+BGM代わりのロックじゃまだドハマりレベルまではいかなかった。まだまだアニメオタクだったし、加えて声優の世界にも転がり落ちていたので音楽の世界とはまだ距離が遠かったのだ。それでも聴いていたのがボーカロイドである。中学の頃は流行りに乗りたかった人間だったので手当たり次第聴いていたよ。例えばこれとか

 

 

 

  機械にしか出せない高音、早口な歌詞が特徴のこの曲。今でも大好き。たまに聴いては1人で懐かしがってる。

 

 この他にもまぁまぁ色々なボカロは聴いてたけど、次第にアニメ・声優の熱が来てしまった。好きな声優さんを2人ほどあげておくとするならば

 

 1人は、東山奈央ちゃん。

 


 彼女のことは今でも好きなのでまた記事にするが、わたしが中3の時に会って一目惚れした声優。わたしが初めて買ったCDは彼女のリリースしたシングルである。

 今度書くからここでは割愛するけど、東山奈央ちゃんは本当に可愛い。なぜ20代にもなって制服が似合うんだ、教えてほしい

 

 

 もう1人が先述した元推し、岡本信彦さん。

 

 

 彼、ジャンプ作品によく出演されている(彼自身もジャンプの読者である)ので、わたしは岡本さんの作品を追ってはジャンプ作品が大好きになりました。少年漫画は小5の時に家にあったドラゴンボールを読破したくらいで関わりがあまりなかったのだが、ここから好きになったと言っても過言ではない。彼の誕生月に彼の持ち番組(ラジオ)で2年連続「お誕生日おめでとうございます」のお便りが採用されたのは嬉しかったし、初めて円盤を買ったのは彼の出演していたライブのものだし、CDも(レンタルだけど)聴いてたし。わたしが中3の頃から高2くらいまでの約4年くらいは推してた。

 ……でもさ、結婚してたなら言ってよね?はい終わり、この話終わり。

 

 

 ここからやっとユニゾンの話です、長かった。

 わたしの父は昔から音楽が好きで、2週に1回くらいツタヤのCDをレンタルしてきてくれる。レンタルするだけではなく、家にはたくさんのCDが溢れかえっている。そんな家庭に育った娘が音楽を避けて通れるはずがなく…わたしも流行りの音楽を中心に色んなものを聴いてきた。

 中3の秋、わたしは受験勉強の為、隣の市にある塾に通っていた。その塾までは家から少し距離があったから母が車で送ってくれていたんだけど、週に1度だけ父が送ってくれる日があった。父はこの日、radikoを使ってタイムフリーの番組を流してくれた。そこで流れたのが「Invisible Sensation」だった。

 

 

 

 「生きてほしい!」なんて言うもんだから「大袈裟だなぁ」だなんて当時は思っていたけど、何回も聴いていくうちに好きになった。この曲は確実に、わたしの受験ソングになった。あの時radikoでこの曲を聴かなければ、現在彼らに対して重い愛を抱くことはなかっただろう。父に大感謝を申し上げたい。わたしが働きだしたら何かプレゼントをあげようと思う。まじでありがとう、毎日ユニゾンのこと考えて暮らせているのは父のおかげです

 Invisible Sensationでは曲の良さを音源だけで先行して知ってしまったから、どんなバンドが歌っているのかを全く知らなかった。改めてMVを観てみての最初のイメージは「え、スタイリッシュ…??」だった。わたしが思っていたそれまでの『バンド』は湘南乃風みたいな、男臭くて近寄り難いものだった(この発言とても怒られそう)。その点ユニゾンは、そんな固定概念をぶち壊してくれたバンドだった。初めて心を動かされてしまった。そりゃハマることになるよね

 この数日後、彼らのシングル「桜のあと(all quartets lead to the?)」のB面曲、「ノンフィクションコンパス」という曲を聴き、Invisible Sensationが王座だったわたしの受験ソングはこの曲にとって代わった。B面曲なのでMVや音源はないのだが、機会があれば聴いてほしい。わたしは狂うほどにこの曲が好き

 わたしは彼らの楽曲のおかげで第一志望だった高校に見事合格し、もうすぐ卒業を迎えようとしている。昨年、わたしが高2の夏に舞洲に行ってからはみなさんご存じの通り、彼らを狂愛するオタクになった。今では愛が高じて文章なんて書いちゃったりしているもんね、人生どうなるか分からない 

 

 わたしの人生、これから様々な出逢いが待っている。その出逢いを、大好きな音楽がぽつぽつと彩ってくれたら嬉しい。そして、大好きなバンドが末長く活動してくれたらこれほどない喜びである。わたしは、ずっと音楽についていく。