音旅

文章の世界の住人。主に音楽のお話。

2021年 ライブレポートまとめ

 1本ずつライブレポートを書こう!と意気込んでいたのはいいものの、全然時間がなくて放ったらかしになっていたのでここいらで纏めておきます。大晦日に大慌てで書くものではない………それでは、生で鑑賞したライブ全4本を振り返っていきます。

 

 

4/2 UNISON SQUARE GARDEN「Spring Spring Spring Revival」

 ゆにぞんのリバイバルツアー第1弾ですね。通称SSS。2020年ラストの配信ライブでリバイバルツアーの開催が発表された時点ではSpring Spring Springの円盤を所持していなかったのでどんなライブなのかを全く知らずにいたのですが、とあるフォロワーに勧められるがままライブ直前に円盤を購入、ツアーにも行くことを決めました。4月といえば、今よりももっとコロナ禍真っ只中だったので正直公演前日まで行くかどうか迷っていましたが、良席に恵まれていたのと、2年程付き合いのあるお友達(フォロワー)と連番をしていたので諦めきれず…という感じで、仕事終わりに会場へダッシュしました。退勤ダッシュ即ライブはこれが初めてでした。

 ライブの感想としては、セトリがめちゃくちゃ良い!!!!!UNISON SQUARE GARDENとしては珍しくメドレーがあったり、休憩もなくそのまま突っ走るような楽曲の並びだったりと、とにかく忙しないライブだったのを覚えています。席が1階前方左側7列目というのもあって田淵智也とばちばちに目が合ったり「こんなにゆにぞんに近いんしぬけど!?!?」と楽曲毎に思ったのがすごく印象に残っています。楽曲の感想じゃなくて申し訳ないんだけど年を越す前にここに記しておきたい、わたしはこのライブでドラマーの鈴木貴雄さんの腹筋を見たんです………ほんとです…………彼、ドラムソロ中に上着を脱ぐ場面があったのですが、その時に下に着ているシャツに上着が引っ掛かって一瞬だけ見えたんですよね……どうしよう!?!?ってなって本当にその場で膝から崩れ落ちそうになりました。ライブ終わったあとにTwitterで1番に呟いたのもこのことだったので、貴雄さんへの愛が重すぎるのがバレバレです。今思うと、やっぱり鈴木貴雄さんってアイドルなんじゃないかな…(?)

そんなSSSを経て次は8月に向かいます。

 

8/19 UNISON SQUARE GARDENCIDER ROAD Revival」

 わたしの大好きなアルバム、CIDER ROADリバイバルツアーです!!開催発表はある日突然のことすぎて、びっくりして泣きそうになりました。「絶対行くぞ!!」と決めたのでこのライブだけは有給休暇をばっちり取得して行きました。わたしの行った公演は神戸だったのですが、県内とはいえ行ったことのない場所。地図を見ながらでしたが、意外と駅から近いホールで良かったです…

 初めて物販に並んだり、開場までの待ち時間にどこかに寄ることのできたライブだったのでかなり楽しかったな~と思っています。 このライブでは2階席の4列目?とかだったのですが、3人の姿は余裕で観ることができました。ホールだったため音もめちゃくちゃ響いて良かったし、照明も想定以上にバチバチでした。個人的にまた行きたい会場ランキングトップです(来年も必ず行きます!)。

楽曲ひとつひとつを語るより、多分わたしが2階席で全体像として感じたものが全てなのかなと思います。2階席になったのは初だったのでどんな景色になるのか想像がつかなかったのですが、『観客も合わせてUNISON SQUARE GARDENのライブだ…!』と感じたのが印象に残っています。音楽に乗って体を踊らせる人、バラードではゆったりしたり座ったりする人。どの楽しみ方もCIDER ROADの円盤で斎藤がMCで発言していたように『UNISON SQUARE GARDENのライブの中では自由』だと思っています。そのことを体現したようなライブだったし、この日に気づくことができて良かったです。

 

12/2 THE  KEBABS「THE KEBABS 椅子」

 3本目は少し間が空いて12月です。本当は9月にUNISON SQUARE GARDENの「fun time ACCIDENT3」に行くはずでチケットも取っていたのですが、泣く泣く諦めました…

バンドは変わりますが、『UNISON SQUARE GARDEN田淵智也のバンドだから!』と好きになったTHE KEBABSのライブへ。ケバブスは以前、わたしの住んでいる兵庫県にも来てくれたことがあったのですが、時期が時期だったのでこちらも行けずにいました…なので、この「〜椅子」はリベンジのような気持ちで公演に向かいました。ただ、駅から会場までが割と距離あってびびりました。行く時は迷子になって大変でした。

 このライブは前方右側3列目だったので、発券した時は2度見しました。ほんとにしぬかと思った……(ケバブスだから大丈夫でしょ!と謎の安心感はあった) わたしの前の席の人が開演してもおらんくて「え!?!?!?やばだが!?!?」になりました、それは聞いてないが………?

 ケバブスはとにかく『楽しい!』に重きを置いたバンドだなぁ…というのをこの日に凄く感じました。特に「じゃんけんはグー」の照明やノリがめちゃくちゃ好きで、パーティータイムが訪れたのかと思ったくらいにカラフルな景色が「ロックバンドのライブって楽しいものなんだ!」と思い出させてくれるようでした。

わたしはゆにぞんや他のバンドに比べるとケバブスにはあまりガチになってなかったのですが、この日を境に「ケバブスめっちゃすき!!」と言えるまでに好きになれました。実際このライブの後にグッズを通販でアホほど買ったので、次のケバブスのライブは『ケバブスの女』のコスプレをして会場に行こうと思います。そして12月はそこまで長く日を空けずに次のライブへ!

 

12/6 XIIX「USELESS+」

 2021年のライブ、4本目はXIIX!結成当初の2019年11月から追っているにも関わらず、ずっと時期が合わず…XIIXのライブには先日初めて行きました。XIIXは他のバンドに比べて、幻想的で不思議なバンドだと思っていることもあり、画面の中でしか観たことがなかったので、今回の公演に行くまで「ほんとに存在してるのかな…!?」みたいな気持ちでいました。存在、していたんですね……

退勤ダッシュで会場に行ったこともあり、着いた頃に既に疲れている…みたいな状態で観てしまったのがちょっと残念だったけど(次はちゃんと休み取ります)、念願だった楽曲をたくさん聴くことができて嬉しかったです。あと、会場がライブハウスだったので音がでかいにも関わらずライブ終盤まで全然耳鳴りがしなくて驚いた。いつもだったらライブ序盤の2曲目終わりにはキーーーンって鳴ってるのに…

アルバム曲でもちょこちょこ披露していない楽曲があったりもして(確認したら6月に開催したツアー「USELESS」からちょっとずつセトリが変わっていて披露無しになったものがあった)、その楽曲たちはまたの機会に聴いてみたいな~と思いました。『XIIXに会えた=長年の夢が叶った』みたいなところがあるので、この1回のライブで何だか満たされてしまったな…彼らの次のライブに行くのは少し先になるかもしれないとも思っています。何にせよわたしの場違い感が半端なかったので、もっとおしゃれでXIIXにガチなファンが行くべき空間だと感じたし、わたしはわたしでXIIXに性癖を狂わされた女なのでこの執念をどこかで発散させたいです。わたしはもっと『ゆめかわいい地雷女』になってから彼らのライブに行きたいな。

 

 

というわけで、2021年の生ライブ4本の感想等々でした!来年2022年は平和な時代になるでしょうし、もっと外出していきたいです……!

以上、2021年の書き納めでした!